長崎に住んでいた時に度々お世話になっていた「牧のうどん」さん。その本店が福岡県糸島市に構えているのは知っていたのですが、今回十年来の念願がようやく叶い「牧のうどん 加布里本店」さんを訪ねてまいりました。
「牧のうどん」さんですが、皆さんご存知、北九州市民が慣れ親しんだ「資さんうどん」に、ひけをとらないうどんチェーンになります。
資さんが東京進出を目論む中、本店からスープを配送できるエリアにしか店舗を出さないと、かなりのこだわりをもったうどん屋さんなんです。現在、福岡・佐賀県を中心に全18店舗を展開中です。
駐車場の広さが半端ない!
まず到着して驚いたのが駐車場のだだっ広さ。ジャストお昼の12時だった事もあり、駐車場が空いているかの心配していたのですが、そんなの杞憂に終わりました。
店舗前部分は入口に近い事もあってほぼ満車状態だったのですが、店舗の左右エリアにここはうどん屋さん?スーパーとかじゃないよね?と錯覚させるぐらいの駐車スペースを完備されていました。
これだとお店が満席になる事があっても、駐車場が満車になって入れない事はまずないでしょうね。スケールのデカさにビビらせられました。
それでは店内に突入します!
店内入ると右手にカウンター席。その背面にテーブル席。左手には座敷のテーブル席を完備されています。これ「牧のうどん」さんの標準的な店舗構造で、駐車場に比べ店内そこまで広くないと思っていたのですが…
トイレに行った時に発見しました。こちらが奥に隠れている「団体用」の座敷テーブル席。ざっと見たところ100名ぐらい座れるのかな?これがあるので、あのだだっ広い駐車場が活きてくるんですね(納得)
団体じゃない方も使用できるみたいなので、ゆっくり家族で食べたいのなら、スタッフの方に確認してみてください。
それではメニューをご覧ください!
こちら窓に貼られていた「トッピングメニュー」になります。具材が二種類投入された、まさにトッピングメニューですね。
ノーマルメニューはといいますと、厨房内に掲げられた短冊メニューを見るか、テーブルに置かれたオーダー表で確認するのが牧のうどん流って感じでしょうね。
今回オーダーしたのは「肉うどん」と「きつねうどん」。オーダー表に赤鉛筆で正の字を書いてスタッフの方に渡すのですが、メニュー名まで線を引けるようになったら一人前です(笑)
正の字を記入する枠によって「軟めん」「中めん」「硬めん」と、茹で加減を選択できるので、好みの茹で加減を選択しましょう。ラーメンで「カタ麺」とかでオーダーする事がありますが、まあそれと同じ感じです。
待つ事3分。速攻で「肉うどん」&「きつねうどん」が登場しました。お客さんがメチャ多い中でのこのスピード感は素晴しいですね。「資さん」も是非見習って欲しいもんです。
なぜこんなに早いのかですが、牧のうどんでは茹で上がりに時間がかかる事もあってか、オーダーを受けて麺を茹で始めるのではなく、麺当番のおいちゃんが綿密な計算をしながら常に麺を常に茹で続けているんです。
これがスピードの秘訣なんです!
またうどんと共に登場する「やかん」も特徴のひとつですね。このやかんにはうどんスープがたっぷり投入されています。何に使うのは後程。
それでは実食!
まずは備え付けの「ネギ」をたっぷり投入。(ネギ好きにはたまりませんね!)
今回中麺をオーダーしたにも関わらず、ちょいと麺がふやけている模様。そうなんです!牧のうどんで使用されている自家製麺は、時間が経過するスープをどんどん吸い込んで膨張していくんです。
スープが少なくなってきて役に立つのが、うどんと共に登場した「やかん」に注がれたうどんスープになるんです。
セルフでスープを注いで、通常水位に戻しましょう(笑)
麺の量も普通のうどん店の大盛りぐらいあるのではないでしょうか?たっぷりスープを吸った麺を食べる事でお腹いっぱいになる事間違いなしです。
オーダー表に大盛り表記はありませんが、強者の方は迷わず「大盛り」をオーダーしましょう。
また「替え麺」もあるみたいですので(未体験)スタッフの方に訪ねてみてください。
数年に一度しか食せない「牧のうどん」。是非北九州にも出店して、北九州の雄「資さんうどん」と競い合ってみて欲しいもんです。
今日はこれまで。
牧のうどん 加布里本店の店舗情報
牧のうどん 加布里本店
〒819-1123
福岡県糸島市神在1334-1
電話番号:092-322-3091
営業時間:9:00~24:00
定休日:なし
駐車場:多数完備