宮原酒店でちょいと一杯ひっかけ上機嫌となり、折尾駅角打ち修行の二軒目で訪ねたのは、折尾駅東口を出て右手の堀川沿いで営業されている『高橋酒店』さん@八幡西区堀川町です。(折尾角打ち巡りの鉄板ですね!)
折尾駅からだと一番奥側。餃子で有名な『餃子兄弟』さんらが軒を連ねた飲食店エリアからさらに先に進んだ場所で営業されています。(ちなみに餃子兄弟さんは、移転オープンされるみたいですね!)
以前の記事 ⇒ 中華家庭料理 餃子兄弟@JR折尾駅近く堀川沿いの溢れる肉汁の餃子最高でした!
大正7年創業と4代に渡って続いている歴史ある角打ち。入口には扉がなく開放的な雰囲気なのですが、昼間だと店内は何となく薄暗く感じ、角打ち初心者の方にはちょいと入りにくい雰囲気も醸し出しています。
また店先には学校で使われている懐かしい机が設置され、外で涼しげに飲まれている方もいらっしゃいました。(ココ特等席ですね!)
それでは店内に入ります!
入って左手の壁面にはかなり古ぼけたポスターに、今となっては貴重であろう木製の看板が並んでいます。重厚な黒光りする柱や梁に高い天井等々、かなり年季を感じる事ができる店内。店内を見渡すだけでも角打ちの雰囲気を味わう事ができます。
店内はカウンターのみ。入って右手が結構広いスペースになっています。
まずは冷蔵庫から瓶ビール(赤星)をゲットし乾杯!
キリンラガー・スーパードライ・赤星・黒ラベルの中から好みの銘柄が選べるのは嬉しい限りですね!
またオツマミは、入って真正面辺りのカウンター上にズラリ並んでいます。パックに入った焼鳥や惣菜の数々。どれも値段が表示されているので安心してチョイスできます。またその右手には缶詰やスナック菓子も用意されていました。
今回セレクトしたのは「白身フライ」「キスの天ぷら」「鳥皮串」の三品。
そのままの状態で出てくると思いきや、何とレンジで温めてさらには薬味をかけたりと
ひと手間にふた手間もかけて出してくれるではないですか!また角打ちのシンボルともいうべきチラシの裏面にのせて出てくるのも風情があっていいもんですね。
さらに「白身フライ」にはマスタード。キスの天ぷらには柚子胡椒が添えられていると手の込みようでした。(この薬味が最高でした!)
まあ「角打ち」とは、本来酒屋の店頭で客が勝手に買った酒を飲んでいるというのが建前。調理した料理はなく、出来合いの物を温めるか缶詰や乾きものが主なツマミになります。お皿を使うと「角打ち」ではなく「飲食店」の部類になり、食品衛生法やいろんなしがらみが出てくるみたいですね。
今回応対していただいた四代目の若旦那、及び近くで呑まれていた常連さんとお友達になり本当に楽しい時間を過ごさせてもらいました。(これぞ角打ちの醍醐味ですね!)
大正7年創業の老舗角打ちの『高橋酒店』さん。(掛け時計もかなり素敵です)
皆さんも是非一度チャレンジしてみてください。
今日はこれまで。
高橋酒店@八幡西区堀川町の店舗情報
高橋酒店
〒807-0861
福岡県北九州市八幡西区堀川町2-10
電話番号:093-602-1818
営業時間:月~土9:00~21:00 日祝9:00~19:00
定休日:無休