以前「わかば」だったかな?NHKの朝ドラの撮影地と言う事で一世を風靡した飫肥城(ちょっと言い過ぎ?)城下町保存会やらで昔ながらの町並みを大切にしている飫肥城周辺を散策してきました。
まずは飫肥城大手門向かって左手前の駐車場方面へ。
お土産屋さんを超え、まず右手に見えてくるのが「観光案内所」です。お城の雰囲気に合わせてなのか、和風の建物になっています。
入口前に掲示されていたのですが、日南市観光ボランティアの会の方が無料で観光案内(予約制)をやってくれるみたいですね。(これは利用しないと損ですね!)
またその目の前には立派なトイレが!お土産屋さんとかと間違いそうですよね。
その先には結構広々とした駐車場が完備されています。上記以前は10台ぐらいしか止める事が出来ない駐車場しか無かったような遠い記憶がありますが、現在では50台程度収容可能な立派な駐車場を完備しています。(夏場だったかな?多分ここでお祭りも開催されています。昔ラムネ飲み大会で優勝した記憶が・・・)
また観光案内所のお隣には、こちらは飫肥限定?の四半的場が。四半的(しはんまと)とは、宮崎県日南市飫肥付近を中心に伝わる弓術の一種で日南市無形民俗文化財に指定されている手軽に楽しめるスポーツです。
ざっくりと言うと弓道みたいに矢で的を射ぬく感じです。射場から的まで四間半、弓矢ともに四尺五寸、的が四寸五分で、すべて四半であることから四半的と呼ばれているみたいです。
また地元民は、焼酎を飲みながら四半的に興じる習慣があり、酔っ払いのスポーツとも言えるかも知れませんね。(笑)お酒を飲まずとも、もちろん子供とかでも手軽に楽しむことができます。
続いては大手門に進みます。
こちらに飾られている門松&しめ縄。かなり有名みたいですね。(嫁の親父さん情報)大手門の両脇に長さ6メートルの竹とその間に長さ8メートルの竹が横に組まれています。しめ縄は左右の長さが約4メートルあり、子孫繁栄を願うダイダイやゆずり葉。命の源である米や干し柿などが袋の中に入っており願いが込められているということです。
旧飫肥藩主・伊東家に伝わる縁起物の門松としめ縄と言う事みたいですね。
大手門をくぐり階段を上がった先の高台には小学校が???
そう現在飫肥城には実際のお城は無く、敷地内には何と小学校が建っているんです。(歴史ある小学校で、我が嫁の母校でもあります)
グランドの端には鐘付き台が完備されており、毎年我が家もここで除夜の鐘を突いてから年明けを迎え、近くの神社へお参りにいくのが恒例となっています。(獅子舞なんかも披露され、獅子に頭を噛んでもらうと一年健康でいられるとか・・・)
更に奥へ旧本丸跡地に進みます。その跡地には有名な飫肥杉が(今流行のパワースポットとでも言うでしょうか?)何となく普通と違った雰囲気を感じる事ができるエリアですね。
その他、近辺には「松尾の丸」や「飫肥城資料館」なるものもあります。
続いて大手門を出て左折すると石垣、白壁、格子、瓦屋根、生垣が続く武家屋敷通りへと続きます。江戸時代の武家屋敷の風情を忍ばせる石垣と土塀で囲まれた武家屋敷跡が点在し、飫肥武家屋敷の典型とされる旧伊東伝左右衛門家・小村寿太郎生家などがあります。
またその先には、飫肥藩の御用商人として林業で財を成した屋敷を利用した和食と甘味処『服部亭』さんも営業されています。屋敷中央には約100坪の庭園が完備され眺めも絶景です。昨年だったかな?私もお食事会で利用させてもらいました。和菓子セット等々喫茶メニューもあり城下町散策の休憩スポットとしても利用されています。
詳細は以下の記事でご確認ください。↓↓↓
飫肥 服部亭@宮崎県日南市の城下町で歴史を感じる情緒あふれる食事処です!
また近辺には食事出来るところも点在していますので、そちらもの方も散策がてら利用してみては如何でしょうか?
また飫肥城周辺だけではなく、お城からちょっと離れた城下町の街並みが素晴らしいんです。
周辺の風景を簡単にまとめようと思いましたが、ちょっと長くなりましたのでこちらはまた別の記事でご紹介したいと思います。記事完成までしばしお待ちを!