別府の街で昼から飲めるお店は無いかと探し求めて見つけたのがココ。駅前通りと北浜通りを結ぶ裏路地で営業されている『ぎょうざ湖月（こげつ）』さん＠別府市北浜を訪ねてきました。 
＊冷麺で有名な別府冷麺発祥の『胡月（さんずいが無い）』さんとは違うお店なのでご注意ください。時々間違って来店される方がいるとの事です！！！
何故別府攻め？って思われるかもしれませんが、実は大分県杵築市で開催された『第16回日本一山香エビネマラソン』のハーフマラソンの部に出場し（実はコレが初マラソン）完走した記念に別府で祝杯をあげようと別府の街に出陣した次第です。
しかし完走は出来たものの、マラソン大会の後遺症（ふくらはぎの肉離れ）に苦しみ足を引きずりながら何とかお店に辿り着く事ができました。（ここまでして飲みに行く男気、これぞ酔っ払いオヤジの鏡ですよね？？？）
到着したのは17時ジャスト。すでにお店の前には10人程のお客さんが列をなしていました。次のお店に移動しようかと目ぼしいお店に電話するもGW中という事もあり何処も満席。足の痛みもあったからしばしココで待つ事に・・・
こちらのお店、昭和22年に創業とかなり歴史のある餃子専門店です。営業時間は14時～21時30分とお昼から営業されているので、昼飲みしたい時に便利なお店ですね。（火曜日が定休日となっていますのでお気を付けください）
待っている短い間にお持ち帰りのお客さんが頻繁にお店を出入りします。地元の方は並ばないといけない事が分かっているので、事前に電話注文してからお持ち帰りされる方が多いみたいですね！
待つ事30分。我々の前に並んでいた4人組があきらて去っていってくれたラッキーな事も重なり、ようやく我々の順番が廻ってきました。 
それは店内に入ります！
店内は、横一列のカウンター席が7席のみとかなりの狭さです。この狭い店内で女性二人が接客係。さらに厨房奥で年配のお父さん餃子を焼かれていました。 
それではメニューをご覧ください。舌代と書かれたメニューは「鍋烙（やきぎょうざ）六百圓也」と「ビール 六百圓也」の2種類のみ。このコダワリ素敵ですね！ 
まずは瓶ビールで乾杯！（銘柄はキリン・アサヒが選べます） 
旨い！冷たいビールが腸に染み渡ります。（マラソン完走後も一本頂きました）
餃子が焼き上がるまでビールで喉を潤しながらしばし待ちます。（餃子到着までに2本空けちゃいましたが・・・） 
乾杯から5分程度でお目当ての「鍋烙（やきぎょうざ）3人前」の登場です。（WEB上で1人前15個との情報がありました。お暇な方は数えてみてください） 
素晴しい焼き上がり。もう美しいと言うしかありませんね！ 
それでは実食。
薄めの皮がパリパリに焼き上げられいい食感を醸し出しています。豚肉3分の2、野菜3分の1という比率のジューシーな餡が口の中いっぱいに広がり、ビールと一緒にだと幾らでも食べれるような逸品です。
綺麗な焦げ目を付ける為にちょっとごま油を多く使われているので、人によっては（ビールと一緒じゃないと）ちょっと油っぽいと感じられる方もいらっしゃるかもしれませんね！
餃子同士が結構くっ付いていたので、2～3個一緒に豪快に喰らいましょう！
ここでひとつ感動した出来事が！
我々の後に並んでいたのが子供連れの家族4人。席が2席空いて子供を膝に載せて食べようとされていました。その後さらに2席空いた時点で次のお客さんが入ろうといたのをお店の方がストップ。今満席なのでちょっと外でお待ちくださいとの事。そうです子供の為に席を開けてくれたんです。
普通だったらちょっとでも売り上げを上げるために、次のお客さんを入れる事でしょう。人気店で高飛車になりがちですが、そんな事は全く無く、大人も子供も平等に接してくれる所に好感が持てました。この心温まる対応は素晴しいというしかありません！
『ぎょうざ湖月（こげつ）』さん。もう一発でファンになっちゃいました！
そんなお母さんに別府の街で美味しい魚が食べれるお店を教えてもらい、すがすがしい気持ちでお店を後にしたのは言うまでもありませんね！
まあ美味しい魚のお店のお話はまた後ほど。
今日はこれまで。
ぎょうざ湖月＠大分県別府市北浜の店舗情報
ぎょうざ湖月（こげつ）
〒874-0920
大分県別府市北浜1-9-4
電話番号：0977-21-0226
営業時間：14:00～21:30
定休日：火曜日 
